「他人には優しいのに家族には冷たいという家族を大切にできない人の本音を知りたい」
「家族より他人を大事にする、他人を優先する人の特徴は?」
「他人にいい顔する旦那にイライラする。家族をないがしろにする人との接し方は?」
他人には優しいのに家族には冷たい、他人にいい顔する旦那、家族をないがしろにする人いますよね。
そういう人の心理としては「家族だから気を使わなくてよい」「家族だからこそ素でいれる」「男は外で戦っている、家の中くらい楽にさせてよ」と思っています。
本来、一番身近な家族を大切にできる人は、他人にも本当の意味で優しくできる人であり、家族に優しくできない人というのは、そもそも周囲に自分がどう映っているか気にしていて優しいだけなのです。
今回の記事では、他人には優しいのに家族には冷たい人の心理や家族をないがしろにする人の共通点、家族を大切にする人の特徴や他人にいい顔する旦那への対処法を紹介していきます。
他人には優しいのに家族には冷たい夫の心理|家族より他人を大事にする理由知ってる?
他人には優しいのに家族には冷たい夫は正直イライラさせられますよね。
他人にも自分にも家族にも厳しいならともかく、家族にだけ冷たいなどは一番悲しいケースです。
しかし、実は、旦那側からすれば、家族より他人を大事にする理由があるのです。
主な理由は以下の3つです。
- 良い人に思われたい
- 照れから素直になれない
- 所有物のように思っている
他人には優しいのに家族には冷たい夫の心理を紐解いていきましょう。
良い人に思われたい
他人には優しいのに家族には冷たいという家族より他人を大事にする心理は、「家族は自分のことを理解してくれている、でも他人には良い顔をしておかないと嫌われる」、「家族は最終的にわかってくれる、他人には気を使うべき」というような考え方をしています。
家族はなにがあっても自分から離れないだろうという甘えと安心感があるからです。
他人など周囲には「良い人」「かっこいい上司」「素敵な旦那」「良いパパ」など周囲から素敵に思われたいために気を遣うのです。
他人を優先する人は、良い人に思われたいと思う心理が働いています。
照れから素直になれない
もうひとつの他人には優しいのに家族には冷たいという家族より他人を大事にする心理は「照れ」です。
あまりにも家族の存在が近すぎて、自分のすべてを知られているから逆に素直になれず照れから家族に優しくできないというケースですね。
このケースは、素直になれず家族に優しくできないのであり、何かのきっかけで家族を大切にする人になる可能性はあります。
所有物のように思っている
他人には優しいのに家族には冷たい旦那で、ある一定の男性が陥りがちですが、家族を所有物のように思っていたり、自分が家族の家長で、一番偉いと思っているパターンです。
家族より他人を大事にするこういうだんなは、身内に優しい他人に厳しい態度をとりがちです。
周囲からは、いい旦那さん、いいパパのように写っていますが内情は家族をないがしろにする人です。
自分が一番偉いため、奥様や子供を支配しているような態度で接する様子もしばしば見られます。
今の時代では、「DV」の一種であると思います。
家族をないがしろにする人の共通点と他人を優先する人の特徴
他人には優しいのに家族には冷たい旦那、家族をないがしろにする人には共通点があり、他人を優先する人には特徴があります。
まずは、家族をないがしろにする人、家族より他人を大事にする人の共通点ピックアップしてみます。
- こどものような大人
- プライドが高い
- 毒親に育てられた
- 自己中心的
- 家族に良い思い出がない
そして、他人を優先する人の特徴は以下の通りです。
- 自分に自信がない
- 人の目が気になる
- 人に良く思われたい
- 見返りを求める
- 喜んでもらえるのが好き
- 余裕を持って行動できる
家族をないがしろにする人の共通点
家族より他人を大事にする傾向があり、家族をないがしろにする旦那がいます。
他人には優しいのに家族には冷たいという家族をないがしろにする人の共通点は前項のとおりです。
- こどものような大人
- プライドが高い
- 毒親に育てられた
- 自己中心的
- 家族に良い思い出がない
この中で、家族をないがしろにする、している自覚があってしている人は、「子供のような大人」「プライドが高い」「自己中心的」という人たちです。
それ以外の「毒親に育てられた」「家族に良い思い出がない」という人は、本人に自覚がないかもしれないのです。
なぜなら、家族から愛情を掛けられず自分が育ってきているので、それが通常、どの家も同じという風に思っていて、本来の思い合う家族の予想もつかず、経験もないのでわからず、家族に優しくできないのです。
家族に優しくできないというより、優しくする必要性も感じていません。
もしくは、ダメだとわかっていてもそういう親の元で育ってきて、自分にもその血が流れていてどうしてもそのようにしか振舞えないというケースもあります。
「子供のような大人」や「プライドが高い」、「自己中心的」という共通点の場合は、自分が一番であり、思いやりの精神に少し欠けているタイプです。
こういうタイプは、自分が一番でなければ気が済まないので、妻には家政婦のような役割を求め、子供には威厳のある父親風であろうとします。
また、プライドが高いため、どうしても家族に優しくできないというケースもあります。
家族の中で自分が一番偉いと思っているタイプですね。
家族より他人を大事にすることで、自分の外からの評価はあげて、家の中は自分の好きなように王様のようにふるまっているのです。
他人を優先する人の特徴
他人を優先する人は、上記の家族をないがしろにする人とは少し違う観点があります。
- 自分に自信がない
- 人の目が気になる
- 人に良く思われたい
- 見返りを求める
- 喜んでもらえるのが好き
- 余裕を持って行動できる
とにかく自分に自信がなく、人からどう思われているか気にしていて、人に嫌われたくなく、よく思われたいという心理が働く弱気タイプが他人を優先する人です。
こういうタイプは、お調子者だったり世話好き、八方美人な態度で振舞うことが多いですね。
このタイプが他人には優しいのに家族には冷たい人に多いかもしれません。
逆に他人を優先する人の特徴でポジティブなものもあります。
それが、喜んでもらえるのが好き、余裕を持って行動できるという人です。
この人たちは、思いやりがあり、奉仕精神が強いため他人を優先するのであり、かといって自己犠牲をしたりせず上手にコントロールしながらできる人ですね。
他人を優先する人の中には、見返りを求める人もいます。
このタイプは計算高く、損得で物事を見るタイプです。
見返りを望んで普段から相手を優先して行動するのが常です。
だから誰にでもというわけではなく、自分が得する人を必然的に選んで接しています。
そして家族のことは安心基地のように思っていて、家族は裏切らないと過信しているため、家族に優しくできない、優しくしないのです。
家族を大切にする人の特徴
家族に優しくできない旦那を持っているとつらいですよね。
本当は結婚する前に気づけたらベストですがなかなかお付き合いの時にすべては見抜けません。
家族を大切にする人の特徴は、いくつかあります。
- 独身の頃からプライベートも大事にしている
- 親と仲良し
- 物を大切に扱う
- 柔軟性がある、こだわりすぎない
- お金を散財しすぎず節約しすぎない
- 一人暮らしで家事をしていた
- どんな人にも同じ態度で接する
- 規則正しい生活習慣がある
独身の頃からプライベートも大事にしている
家族を大切にする人は、独身の頃からプライベート時間もちゃんと大切にする人です。
仕事が大変で立て込んでいる時には、仕事優先になることもあるでしょうが、通常はプライベートと仕事をバランスよく両立しています。
一方、独身の頃に夜も休みも仕事に明け暮れて、仕事三昧でやってきたようなタイプは、家族を大切にできない人になりがちです。
男は仕事をして稼ぐのが家庭での役割だと思い込み、仕事ばかりして、休日も仕事の体を休めるために家族と時間を取りません。
プライベートを大切にしてきた人は、時間配分も上手なので、家庭にも時間を割くことができます。
親と仲良し
家族を大切にする人は、自分の親と仲良しです。
仲良しというとマザコン的な想像をしてしまいがちですが、そういうことではなく、定期的に連絡を取っていた利、記念日などにはちゃんとお祝いをしたり、家族のことをちゃんと思っている人ということです。
家族を大切にできない人は、自分の親も大切にしてきていないでしょう。
そういうタイプは、奥さんの家族も大事にはしてくれません。
物を大切に扱う
家族を大切にする人は、日ごろから物を丁寧に大切に扱う人です。
物を大切に扱う人は、人も大切に扱います。
買って飽きたらすぐ捨てるという人は、なかなか家族という身内を大切にすることができない傾向にあります。
今あるものを大事にできる、ということが大切ですね!
柔軟性がある、こだわりすぎない
家族を大切にする人は柔軟性があり、自分の意見を押し通そうとしません。
どうしても譲れないものは別として、日ごろから相手に要望があって自分があそこまでこだわりがなければあっさり譲れたりする人です。
そして急な予定変更なども柔軟に対応できるひとは、家族を大切にできるでしょう。
特に子供ができた場合、柔軟対応することばかりになりますので、頭が固い人や一度決めたらこう!の人は、なかなか家族に合わせる事ができない様子です。
お金を散財しすぎず節約しすぎない
家族を大切にする人は、お金の価値をちゃんとわかっています。
散財もしすぎず、かといって節約もしすぎずちゃんとコントロールできる人です。
結婚してから、出産してから、お金は独身の時のように自分の好きな事だけに使えなくなります。
その時に、金銭感覚のバランスが長けている人なら家族の人数でバランスよく考えながら管理できるでしょう。
しかし独身の時に、したいようにその場しのぎで使ってきたり、すべて貯金に回すという感覚の人は、お金で家族ともめたりする傾向にあります。
一人暮らしで家事をしていた
家族を大切にできない人は、家事ができないと言われます。
「男には家事が必要ない」、もしくはずっと実家暮らしで親も家事をさせなかったという状況だと、一人で生活できません。
1人で生活をできない人が、他人と暮らせるわけがありません。
現代は、共働きが当たり前の世の中です。
男性もひととおりの家事ができなければ、通用しません!
家族を大事にできるのは、お互い家のことは同じだけ出来て、その都度できる方がするというスタイルで成り立たせることができる人です。
どんな人にも同じ態度で接する
家族を大切にできない人は、人によって態度を変える横柄なタイプです。
特にわかりやすいのは、お店の店員さんに対する態度が悪い、偉そうなタイプは危険。
かたや、仕事で後輩であろうが先輩であろうが同じ態度で接することができる人は、人を尊重できる人です。
人を尊重できる人は、身近なひとほど大切にしますので、家族を大切にしてくれるでしょう。
規則正しい生活習慣がある
家族を大切にできない人は、生活に乱れがある人です。
独身時代、誰にも文句を言われず好きな時に好きな事をしてきた人は、生活習慣が乱れたりしています。
例えば就寝時間が遅い、帰宅してすぐずっとゲームをする、休日起きるのが午後、ごはんは好きな時間に食べるなど。
こういうタイプは、不摂生です。
一人暮らしであっても、体のためにも自律のためにも生活習慣を規則正しくしていた人は、家族のペースにもすぐに合わせられ、時間を大切に使うでしょう。
家族を大切にできない人とどう過ごす?他人にいい顔する旦那への対処法
すでに結婚してしまっている人は、今更家族を大切にできない人だとわかってもどうすることもできませんよね。
家族を大切にできない人が分かった時に、今後どう過ごしていくか、そして他人にいい顔する旦那や家族より友達といるほうが楽しい、身内に優しい他人に厳しい旦那へはどう対処していくか考えていきましょう。
家族を大切にできない人は、常に自分のことばかり考え、自分のことばかり優先します。
子供や奥さんのお願いなどを自分が犠牲になると考える人もいるとか・・。
家族を大切にできない夫とこれから過ごすには、まず、そういう人だと受け止めましょう。
そして、相手に期待しないように過ごすことです。
経験者の中には以下のようにしたと語られていました。
- 子供が大きくなるまではATMだと思っておく
- 離婚する
- 話さない
- 子供の前だけ仲良くする
ただし以下のように変わったこともあったようです。
- 長い月日と共に徐々に家族が困っている様子を見て協力をし始める
- 病気をして家族の有り難みを知って、家族を大事にするようになった
- 子供の結婚生活の悩みを通して親が学ぶ
夫を変えようと思うとすごくエネルギーを使ってしまい、疲れてしまいます。
どこかで線を引いておくとよいかもしれません。
他人にいい顔する旦那への対処法としては、良い人と思われるより信頼される人になってほしいと伝え続けることもひとつです。
変わりそうもなければ、根気よく伝えるか、最低限家族と守ってほしい約束を作ってそれだけは守ってもらうなどの決め事を決めるという方法もあります。
例えば、1ヶ月に一度家族おでかけ、参観日は100%参加・・などですね。